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こんにちは、夢のぼり工房です。
これから数回にわたって、夢のぼり工房のことを少しずつご紹介していきたいと思います。
はじめての方にも、いつも応援してくださっている皆さまにも、改めて「私たちの想い」をお届けできれば嬉しいです。
この工房があるのは、大分県杵築市の大田という場所。
自然に囲まれたとても静かな地域で、田んぼの香りや鳥の声が日常にある、そんな風景の中に「夢のぼり工房」はあります。
始まりは、大きなものではありませんでした。
「せっかく育った地元の野菜や豆を、もっと多くの人に食べてもらいたい」
「台所から、元気を届けたい」
そんな気持ちで、私と何人かの仲間が始めたのがきっかけです。
初めて作ったのは、お弁当やお惣菜。
けれどただの“手作り”ではなく、そこには「地元を感じてもらえる味を届けたい」という想いが込められています。
その中でも象徴的なのが、「お宝めし」。
余った豆を使って色とりどりの混ぜご飯にしたところ、お祭りで振る舞った際に
「まるで豆の宝石箱やなぁ」と言ってもらえたのがとても印象に残っていて、
そのまま「お宝めし」と名前をつけました。
今では冷凍商品として全国にもお届けできるようになりましたが、
あのときのお祭りのざわざわした空気と笑顔は、今でも思い出します。
夢のぼり工房は、名前の通り「夢をのぼらせる場所」でありたいと思っています。
それは、食材のことだけではありません。
ここで働くスタッフの夢、訪れてくださるお客さまの笑顔、そして地域の魅力を全国に届けたいという願い――
そういったすべてが重なって、今日もご飯を炊き、おかずを詰めています。
次回は、「茶屋 夢のぼり」について、もう少し詳しくご紹介したいと思います。
お食事はもちろん、そば打ち体験なども楽しめる場所なんですよ。
どうぞこれからの連載、楽しみにしていてくださいね。